経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「控えめ徹底 接客ナンバーワン」
・必要な時に相談にのれるよう、さりげなく顧客のそばにいるー
・上新電機のジョーシン豊中インター店の阿部宗昭さんの接客は色鮮やかなチラシに威勢の
いい掛け声といった家電量販のイメージと違い控えめだ。強引な営業トークは決してせず、
かつ顧客が必要なタイミングで相談できるよう視界の端にたたずむ。さりげない気づかいが
評判を呼びウェブ上で実施する顧客満足度アンケートでは常に首位だ。
(出所:2020/3/30 日経MJ)

とのことです。

実は話すのが得意でなく、自分なりの接客でたどりついたのが相手のペースに徹底的に合わせる現在のスタイルとか。

お店のスタッフと顔見知り、仲良くない限り、最初から店の人についてもらって商品を選びたい人は少ないのではないでしょうか。
何か買わないでは帰りづらいですからね。

私も最初から買うつもりで、相談しながら選びたいという時もありますが、通常時では自由に商品を見て回ってゆっくり選びたい、買おうか買うまいか迷いながら見ている、といったことの方が多いです。

しつこく話しかけないで、さりげなく近くにいてもらい、ちょっと聞きたくなった時にスッと出てきてくれる、まさにそんな接客が良いのでしょう。

ネット販売がどんどんすすむ世の中、またコロナウイルスの影響で店舗ビジネスが苦境に立たされていますが、リアルの店舗がこのままなくなって良いはずはありません!コロナ明け後、リアル店舗もかならずや復活し、実店舗でしかできない接客でがんばってもらいたいものです。

Follow me!