戦略策定の仕組みを自社にインストールする
戦略をたてるにあたって、現状分析における外部環境と、自社の強み、弱みを再認識することはとても重要です。
自社における競争優位の源泉はどこにあるのか?ありたい姿、ビジョンとのギャップはなにか?まずは顧客企業の主力メンバー間での、これらの共通認識がとれていることが大切です。
また、経営戦略とは策定がゴールではなく、実行し、成果を出さなければ意味がありません。そのためにはコンサルタントが一方的に、診断、戦略立案し顧客企業に押しつけるような提案では実行できないと考えます。
インサイトアップ株式会社では、戦略策定のための方法論やツールの提供を行い、ガイド役としてコンサルタントがファシリテーションしながら、進めていくワークショップ形式での方法をおすすめします。
つまり顧客企業の経営者、管理者、各部門のキーマンによる、クロスファンクショナルなプロジェクトチーム方式により、顧客企業自身で戦略策定の結論に到達できるようになることを目指しています。
自分達で策定した戦略だからこそ、実行へのコミットメントと実現が可能になり、将来にわたって自社にノウハウが蓄積されると考えています。
戦略とは
戦略とは、そもそも何か?
「うちにはちゃんと戦略はある」と考えている経営者は多いでしょう。
中小企業の場合、往々にして日々の活動ベースの取り組みを戦略だと考えていることが多く見られます。
中小企業の機動性を活かして臨機応変な行動をとり、日々のあらゆる出来事に対応していくことは重要です。
しかしながら、中長期的にブレない軸を持っておかなければ、結果的に回り道をしていたり、非効率な経営になってしまうものです。
「戦略の定義」については、さまざまな書物や学者によって表現されています。
しかしながら、我々は事業家で実務家です。細かな表現の違いであまり難しく考えることはないでしょう。
大切なことは、皆の認識を合わせておくことです。
ここでは、戦略を下記のようにイメージしています。
戦略とは、現状と目指す姿のギャップを埋めるための道筋や方法のことで、整合性のある具体的な施策群。