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テレワーク時代の人事評価

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「オフィスレス先駆者に学ぶ 様々なツール駆使し意思疎通」
・在宅勤務やリモートワークが取りざたされているが、コロナ禍のずっと前からオフィスを持たず運営してきた企業は少なからずある。
・その中でもよく知られるのがオートマティック社。ブログのプラットフォームとして有名なワードプレスを開発する企業だ。

(出所:2020/10/26 日経MJ)

とのことです。
2006年設立当初は小規模オフィスもあったそうですが、今は会議スペースだけとか。
社員は76か国に1,100人以上で増え続けているそうですがリモートワークは変わらないそうです。

同社でなにより重視しているのは「コミュニケーション」とのことで同社の信条には「コミュニケーションは分散チームにとっては酸素と同じ」という一文があるとか。

コロナ禍の影響で日本でもリモートワーク、在宅ワークを取り入れているところが増えましたが、続けているのは一部の大手企業が中心のようですね。

最近ではリモートワークになって「人事評価が難しい」といった声が高まっているとのことで、つい最近も東京商工会議所板橋支部で「コロナ禍を乗り切る!人事評価制度の本質とテレワーク時代の人事評価のあり方」というセミナーをしてきました。部下の姿が見えることで安心していただけで、姿が直接見えなくても人事評価の本質は変わりません。分散チームにとってはコミュニケーションが酸素と同じというように、結局はコミュニケーションをどうとるかの問題です。
ITツールを活用しても人事評価に必要な情報をとることは可能です。リアルでもリモートでも最後は納得感が大事。それは対話、コミュニケーションをどれだけ多くしっかりと取れたかどうかにかかっています。